列車運休時の扱い

今回の旅行は、日本旅行が発売しているトーキョーブックマークプランであり、宿泊クーポンに新幹線の乗車票が付いてくる。左上に〇印の中に契の文字のある、いわゆる「マル契」である。重要なのは、

マル契でも個札と払い戻し条件は同じ

ということである。今回の場合、乗車したひかり383号は本来岡山行きのものが新大阪打ち切りとなり、新大阪〜岡山間は運休となった。この場合、JR倒壊のWEBページの事故などの場合の取扱い

乗車中の特急列車が目的地までの途中駅で運転をとりやめた場合は、後続の特急・急行列車(運転をとりやめた列車が急行列車の場合は急行列車)にご乗車になれます。この場合、運転をとりやめた列車の特急・急行料金は全額お返しします

が適用となる。今回は新大阪駅で下車したが、後続のこだま号で西明石まで行った場合でも、全額払い戻しとなる。

列車が2時間遅れた場合に料金が払い戻しになるというのは、良く?知られているが、このルールは意外なほど知られていない。たとえば大阪発富山行きサンダーバードが遅れのため金沢打ち切りになり、すぐ後に発車するはくたかへ案内された場合でも、大阪〜富山間の全額の特急料金が払い戻しになるのである。

この場合、車掌もしくは駅社員の証明が必要である。自由席に乗っていた場合は、券面だけからでは乗車列車の証明ができないので、車掌もしくは下車駅で速やかに証明をもらう必要がある。精算所のある駅ではそこで、無い駅では改札もしくは出札(みどりの窓口)で、証明印と駅名印と扱い者印を当日中に押してもらうと、実際の精算は後日でも可能である。マル契の場合は発売箇所でしか取り扱えないし、トクトク切符などの場合はタリフを調べないと払い戻し金額がわからない。なので、実際の払い戻しは後日の落ち着いている日にやる方が賢明である。