NRT→MUC(9,438km)

11:30ぐらいになって最終の搭乗案内が放送される。荷物を持って、搭乗口へ。53番ゲートはラウンジから近い。人数が少ないためか、既にエコのレーンも列がはけていた。

ANAの国際線B777-300ERは今回が初めての搭乗。-400はSuper StyleもNew Style Club ANAも何度も乗った。772のSuper Styleもサンノゼ出張で乗ったことがある。座ってみると、細かいところが改良されている反面、-400に比べて機体の幅が狭いため、荷物置き場などが細かく省略されている。

11:41にdoor close、11:46にpush backを開始する。1タミからA滑走路へ向かうのだが、それでもタクシーは長い。途中、横風用滑走路の途中にある民家が窓から見えたので、嫁に紹介してあげる。「音とか排気ガスとかすごいんじゃ?」と普通の感想。住んでる人は普通じゃないからね、と答えておく。

A13から34Lに入り、12:13に離陸滑走を開始する。これまで乗った-400に比べて加速は良い感じ。今日の場合、PAXも少ない影響もあるのだろう、滑走路中心の手前でローテーションを開始、離陸する。離陸後、まもなくして雲中飛行となる。新潟あたりまで高度を押さえられるといつまでたってもシートベルトサインが消えないよな、とか思っていたが、意外に早く雲の上に出る。

ほどなく、シートベルト着用サインが消える。ウェルカムドリンクは、私はいつもの通りシャンパンを。嫁さんは緑茶を選択していた。飲み物は白ワインを選択する。嫁さんはハーブティーの「おやすみブレンド」を選んでいた。

12:57に斉藤機長からPA

昼食は和食にする。海外発の和食にはあまり良い思い出が無く、和食を食べるならば日本発だと思う。13:15に前菜が出てきた。My Choiceとかいって大混乱を来たしていたビジネスクラス、果たして今回の食事はどのぐらい時間がかかるだろうか。

嫁さんは洋食の肉を選択する。

14:40頃になって、漸くデザートまで到達する。ティラミスケーキであったが、以前のANAオリジナルパフェの方が良かったように思う。嫁さんは、ハーブティーの「おめざめブレンド」を選んでいた。

初期到達高度はFL310であったが、ロシアの管制エリアに入ると9600m、実際はFL315で9601mに移行する。この高度なら燃費も良く、あまり遅れも出ないだろう。

現地時刻の17:02にミュンヘン国際空港の26Rに着陸、A6誘導路から離脱する。
定刻より13分遅れて17:13に219番スポットに到着する。