HYATT Regency Wikiki→ホノルル空港

朝、6:30にセットした携帯電話の目覚ましで目覚める。うまく寝付けなかったせいか、頭が少し痛い。目覚めるが、なかなか起床にこぎつけられない。7:00のベッド横に設置された時計のアラームでやっと目覚める。嫁さんはすでに身支度中。荷物はほとんどまとめ終わっているので、まあ、急ぐことは無い。

朝食を食べに3Fへ降りるが、時間が丁度良いこともあって大変な混雑。15分近く待たされて席に案内される。時間が気になるが、今回はタクシーで空港まで向かうことになっている。オムレツなども頼んでみる。

9時過ぎに、部屋を出る。エレベータを降りたところで嫁さんを待たせ、レセプションへ。そこそこ行列ができている。やっと自分の番になり、チェックアウト。インターネット利用の料金があるね、クレジットカードからの請求で良いか?と聞かれ、OKする。出された明細をチェック。ルームレートは155$であった。詳しいことは日本にかえってからチェックするとしよう。これでレセプション前からのリゾート感あふれる光景も見納めである。

嫁さんを待たせてあるエレベータ前に戻り、荷物を持って1Fへ。タクシーの乗り方が良くわからない。ベルボーイに聞くべきかと思うが、あいにくと荷物を持ってどっかへ行ってしまった。あきらめて、止まっているタクシーに向かう。なんか、ボンネットが半開きになっているのが気になるが、キャデラック、所詮アメ車なのでそんなもんだろう。

荷物を持ってタクシーの方へ歩いていくと、運転手が降りてきてにこやかな表情で荷物を積んでくれる。ホノルル国際空港まで、とお願いして走り出す。一方通行の関係で、一旦反対方向へ向かって走り出す。結構な距離を逆に向かうな、と思っていると、動物園前まで行って、北向きに走り始める。

と、バン、という大きな音が衝撃無くやってきた。一瞬で状況は理解できた。ボンネットが突然開き、フロントガラスに衝突したのである。フロントガラスにヒビが入ったが、貫通はしていない模様。運転手は下向き加減だが、ボンネットとボディーの隙間から前を覗いて運転している模様。所詮アメ車である。

直ぐに路肩に寄せて止めるのかと思いきや、減速しながら走り続ける。止めてくれよと思うが、どうも動物園近くのパーキングに止める模様。反射的に時計を見る。まだ、9:05ぐらいで時間的には余裕がある。運転手は、すぐに車が来ますから、といって携帯電話をかけて、車を呼び出す。降りて見てみると、ボンネットはめくれあがった衝撃で変形している。ガラスが、合わせガラスだったのが幸いだ。これが強化ガラスだと、粉々になって視界を奪ってしまう。

5分も待たずに、次の車がやってきた。ヒュンダイの、オデッセイをぱくったようなワゴンである。にこやかな表情で荷物を積み替えてくれる。ここまでの料金は5.8$、もちろん運転手はいらない、と言うが気の毒なのでチップだけは払っておく。

次の車に乗り換えて、空港を目指す。北上してインターステートH1のインターまで行き、高速に乗るとかなり飛ばす。45mph制限の箇所を65mphぐらいで走る。この時間帯、H1の西行きは空いていてみるみるうちに空港が近づく。国際線ターミナルに到着、料金は38$程であった。チップ込みで43$を渡す。