会社→金沢(263.8km)

新大阪9:46発のサンダーバード11号に乗るために、新大阪駅12番ホームに9:35頃降りる。ホームには団体の高校生客が座り込んでいる。コンコースならまだしも、狭いホームで座らせている引率の教師の見識を疑う。11番ホーム側は、遅れていたくろしおが到着する。この列車は折り返しで発車していくのだが、11番には京都行きはるかと関西空港行きはるかが相次いで到着するはず。はたしてくろしおは5分ほどで車内清掃を終え、出発していった。東京駅の東北・上越新幹線ホームもびっくりの早業である。関西空港行きのはるかは30分遅れで京都を発車したとのこと。ツアーの老人ご一行に、トラピックスの添乗員が「関西空港では十分な余裕がありますので」と案内している。

9:45頃、団体専用列車が到着する。が、例によって例のごとく乗車がなかなか進まない。他の車両から乗り込ませるとか、何か考えればよさそうなものを、特定の車両から乗り込ませているので時間がかかるのである。結局サンダーバード11号が到着したのは9:50頃で、所定から5分遅れの9:51に発車する。この団体専用列車は茨木で退避していた。京都場内で停止するものの、4分遅れで京都を発車する。

湖西線内では琵琶湖の景色が美しい。特に昨日が黄砂で視界が悪かっただけに余計にそう感じるのかもしれない。近江富士がきれいに見える。ところが、近江舞子手前から牛の歩みとなる。近江舞子普通列車を追越すものの、出発信号機が注意現示のようで速度が上がらない。そのまま、列車は加速と徐行を繰り返し、ようやく安曇川で先行する新快速を追越す。この新快速の遅れは、神戸線内での遅れをそのまま引きずっていたためであろう。急病人一人のおかげで、遅れは富山にまで及ぶのである。

11:42に福井着。運転士が交代し、10分遅れの11:43に発車。加賀温泉も10分遅れで発車、車内放送で小松臨時停車を告げる。後ろから小松停車のしらさぎや普通が追い上げてきているので、臨時停車の意図がわからない。大物代議士でも乗ってくるのかと見ていたが、乗ってきたのは3人程度であった。金沢には11:28到着、所定から10分遅れであった。用務先へはタクシーで移動、営業活動をおこなう。