223系と冷房故障

相変わらず、「223系」+「6次車」で検索されてこのblogにたどり着かれる方が多数。大した内容がないのに不憫になってしまったので、少し追記を。

223系の2000番台は、開閉窓が非常用の扱いで、常時開けて走行することを想定していない。が、この構造は冷房がうまく動かない時に大変不便である。車内の温度が上昇しているにもかかわらず、空調が動作していなかった経験は何度もある。手元の記録を見ると、2002年5月15日にMc223-1004の大阪方先頭車でまったく空調が効いておらず蒸し風呂状態になっていたことがあった。大阪駅到着後に運転士に申告したところ、1両目はモニタ表示で25℃となっており室温センサーか何かの不良であろう、修理手配しておく、という回答をもらった。2両目(T223-1007)に移ると、冷房が効いていて快適であった。

停電時の例を挙げるまでもなく、座席定員以上に詰め込む車両は開閉可能な窓が是非とも必要である。209系も223系2000番台も、通勤車である以上失敗だと思う。