フランクフルト空港→成田空港(9340km)

NH210便は、定刻より5分遅れた20:50にプッシュバックを開始する。RWY25Rから20:59に離陸する。帰りは搭載燃料が少ないので、やすやすと離陸する。初期到達高度はFL330。ジェット気流が強いので、対地速度は1038km/h出ている。

友人は離陸直後から寝ている。やってきたウエルカムドリンクで起き出して乾杯。食事は洋食にする。


私のフィレステーキが出てきたあたりで、急にベルト着用サインが点灯する。どうも管制の都合で降下させられるようだ。結構長い時間ベルト着用サインが点灯していたような気がするが、ステーキを食べ終わった段階で寝てしまってよく覚えていない。食事が終わったのは23時頃。トイレで歯磨きを済ませて、布団を取り出してすばやく寝る。強烈に眠くてたまらない。

3時間半ほど寝て、一旦目が覚める。水分補給するなど。再び寝ることにする。友人は完全に熟睡している。

到着3時間ほど前になって起き出す。CAがやってくるが、とりあえずサービスは不要ということで断る。


しかし本当にこのB744の2階席は静かで快適だ。B773ERなどとは比べ物にならない。


成田空港のRWY 34Lに15:30(JST)に着陸。15:37にスポットインする。スポットインする際に、友人にビジュアルスクリーンを指してVGDS(Visual Docking Guidance System)があるからマーシャラーがいない、旨を説明するなど。すると、降機する際に2階席担当のCAが「航空関係の方ですか?」と聞かれてしまった。確かに、VGDSの説明をする一般人なんてなかなかいないだろう。