自宅→会社→自宅(157km)

6:20に起床する。PCを立ち上げてニュースを見ていると、東京のビジネスホテルで火事、との報道が。怖いな、と思いながら内容を読むと、芝パークホテルだとか。このホテルには良く泊まった。ちょっと古いホテルであったが、前の会社の本社から近くて便利で、そこそこ落ち着いた雰囲気でくつろげる上に、使い始めた当時は旅の窓口で10,000円程度で泊まれたからだ。最初に泊まったのは2003年10月20日で、9,817円であった。その後、だんだん値段が上がって行ったのであまり使わなくなっていた。ロビーにやたら欧米人が多かったので、どっかのガイドブックに載ったのだろう。

それにしても、都心のホテルに泊まるのは結構怖いものがある。多くのホテルは窓が開かないし、廊下も狭くて外光など入らないから、非常灯だけが頼りである(その対策に常にマグライトを持ち歩いてはいるが...)。火災報知機がちゃんと設定されているか(ベルがマスクされていないか)、従業員は適切な対応を取れるのか、といった点が結構不安なのである。このへんのトラウマは、保育園の時に起きたホテルニュージャパン火災に起因しているような気がする。翌朝、園児たちの間で話題になったし(おませな園児たちだ...)、なによりも煙に追われて人が9階からポンポン飛び降りる姿がテレビで繰り返し放送され、かなりショックだった記憶がある。あまりにショックだったので、翌朝の羽田沖墜落事故は記憶に残っていない。

当時読むのが日課になってた新聞で、スプリンクラーが設備されていなかったとか、火災報知機のスイッチが切られていたとかを知り、大人は汚いことをするもんだ、と思った。挙句に社長が怒りを買うようなことばかりやってワイドショー(ルックルックこんにちは、とか)で徹底的に叩かれていたりして、ホテルなんて泊まるもんじゃないな、と思っていた。

朝、遅めの快速に乗る。兵庫到着時点で目が覚めていたので新快速に乗り換えるか否かを悩んでいると、「普通電車は須磨駅パンタグラフにビニールが付着したため云々」と放送している。C電が運転できないとなると、六甲道・住吉・西宮から大量に快速に人がなだれ込むことは目に見えている。神戸駅で急ぎ足で新快速に乗り換える。

元町駅通過中、内側線の信号機を見ると三ノ宮の場内相当は停止であった。さらに三ノ宮駅に停車中も、C電は止まったままであった。となると、延発をかけて感覚調整をやっているのだろうか。三ノ宮駅を発車して灘駅を通過中、灘駅に進入するC電がかなりゆっくり走っている。東灘の場内信号機(灘駅出発相当)は停止現示。どうも、真面目に間隔調整をやっているようだ。

2chで見ると、当該のC電は須磨駅の3番線に止まっており、普通電車は4番線に着発させて運転を継続している模様。延発による間隔調整といい、着発線変更のスムーズな対応といい、今日の指令は見違えるようだ。同じ鉄道会社とは思えない。おかげで、神戸線上りはさほどの混雑もなく動いている。

午後、客先から泣き落としの電話がかかってくる。本件に関しては昨日に上司に照会しており、「認められない」との回答を返すが、それでも泣き落としにかかってくる。上司が広島から帰社してから回答してもらうことにする。

夕方、別の客先から価格の問題について相談がある。結論は見えていて、実態に即しているか否かの観点から交渉するしかないのではないか、とアドバイスする。また、別件での相談。データ処理の方法についての相談だったのだが、そんなもんはプログラム書けば一瞬でできる、というと、よろしくお願いしますとの由。週末に気合で書き上げて、あとで契約書の雛形を送りつけてやることにする。

明日はスキーにいくつもりなので、早めに撤退する。大阪21:15発の新快速で帰宅する。