新穂高温泉→平湯温泉(24.7km)

新穂高温泉の無料駐車場を14:01に出発する。本当はバスターミナルのそばにある無料の温泉に入ろうと思っていたが、バスターミナルまで歩けないほど足が痛いので、とりあえず新穂高の湯へ向かう。

新穂高の湯の駐車場は満車であり、ヘリパッドの横の方に止める。とりあえず汗を流すことだけを考えて、最小限の着替えだけを持って浴場へ向かう。驚いたことに10人以上の先客がいて、男性用脱衣場の棚が満杯だったので、そのへんの岩の上に着替えを置いて、服を脱ぐ。金曜日に入ったのと同じ、ぬるめの湯である。橋の上から丸見えであるが、じっとこっちを見ている黄色いTシャツを着た中年男女は何を目的としているのであろうか?

混浴なので、女性も入ってくる。家族連れのおかあさんなどに混じって、温泉めぐりをしていると思われる20代前半ぐらいの女性2人連れもやってきた。もちろん水着を着ているのだが、デジカメ片手に写真を撮りあったりしている。10分ほどで上がるが、着替える場所まで行く間に足の裏が汚れる。ビーチサンダルを持ってきている人がいたが、それが正解なのかもしれない。着替えて靴下を履く前にタオルで足の裏を拭く。

新穂高の湯を14:34に出て、平湯温泉へ向かう。国道471号は引き続き快適な道。もう少しで平湯温泉、というところで、「この先通行止め」という意味不明な看板が現われる。もう少し行くと、同じ看板と「迂回路あり」という看板が並んでいる。「この先迂回路、走行注意」あたりが妥当であろう。見ると、新しそうなトンネルのすぐ手前で「土砂崩壊 立ち入り禁止」という表示とともに道が閉鎖されている。迂回路はどうも旧道のようであり、対岸が新道のようであるが、トンネルを抜けた直後の斜面が大崩落している。旧道は残しておけ、という典型のような気がする。

いつもは野性味あふれる神の湯に入るが、今回は体を綺麗に洗いたいので平湯の森に向かう。が、駐車場が満車で止める場所に苦労する。正面の駐車場には観光バスが何台か止まっている。平湯の森に行くと、どうも記憶と違う。こんな綺麗な建物だったかな、と思いながら玄関に入ると、いつのまにか改築したようだ。浴場も広くなっている。体を洗うが、殆ど泡が立たない、というか、シャンプーが泡立たないとは....

風呂から出てレストランを覗きに行くと、待っている人が結構いる。あきらめて車に戻り、平湯バスターミナルへ移動し、レストランで親子丼を食べる。ついでに土産を買い、平湯温泉を16:20に出発する。