停電事故と固定窓

本日の大宮付近の東北旅客線での架線断線事故、いろいろと報道されているが、セクションの位置と信号機の関係に問題があったように思われる。言い換えると、211系15両編成のパンタグラフ間距離と、閉そく長に問題があったのではないかということである。

それはともかくとして、今回の事故でも停電列車から乗客が降車できるようになるまで、1時間以上かかっている。固定窓の列車の非常用換気装置の電源は、30分程度で設計されている例が多いようで、今回のような事故だと対応が悪ければ酸欠が起きる危険がある。以前の日記でも書いたが、立ち席前提の通勤電車では、やはり窓は常時開閉できるような構造が望ましい。