自宅→長岡京→自宅

朝、携帯電話が鳴っているのに気がつく。目覚ましを7時に、携帯のアラームを7:30にセットしたはずだが、目覚ましが鳴った記憶が無い。おかしいな、というのと、なぜマナーモードで鳴っているのか、と考えて、着電しているのに気がつく。続いて固定電話に着信があるが、鳴動2回で留守番電話になってしまって取り損ねる。

携帯電話の着信履歴を見ると嫁からだったので、すぐに架電する。6:12のことである。嫁の話によると、4時頃からお腹が痛くて、もう産婦人科にいるのだとか。すぐ来てくれ、とのこと。

まったく予想だにしていなかった事態である。まだ数日は先だろう、と思っていただけに、昨晩もビールを飲んで寝たぐらいである。とりあえずコンタクトレンズを装用しながら、長期戦になることを考えて準備を進めることにする。シャワーを浴びて着替えを行い、荷物を取りまとめる。なんだかんだで家を出たのは6:30前、はやる気持ちを抑えながら車を走らせる。いつもは西国街道経由で行くところ、起きたばかりなので少々遠回りになるが国道経由で行く。

国道はこの時間でも車であふれているが、左折して川沿いに入り、さらに左折して府道に入ると車はとても少ない。長期戦になることを覚悟して、水とお茶、朝食用のサンドウィッチとウィダーインゼリー2つ、フィナンシェを買う。6:48であった。

産婦人科に到着したのは6:55頃、ドアは開いており、2Fへあがると義母が待機していた。陣痛室にいるということで中に入ると、ちょうど立ち上がって分娩室へ移動するところ。話しかけるが、ちょっと朦朧としている感じである。予想外に早い展開に驚く。分娩室で若干処置があるということで、一旦外に出る。

義母に話を聞くと、早朝にお腹が痛くなり、来てすぐに陣痛室に移動したのだとか。ともあれ、待つしかないので外のベンチで座って待つ。