伊丹空港→羽田空港

NH26便は777-200での運行である。改札機を通過する前に見ると、乗客数は266人であった。搭乗率は66%であった。773で運行すると、明らかに過大輸送力だろう。需要適合の良い例か。12:57頃にドアクローズするが、出発したのは13:03頃。しかもRWY32Rを横断する手前でしばらく停車し、JALのDC-9に進路を譲る。その後も誘導路をやたらゆっくり進む。フローコントロールで離陸時間が指定されているのだろうか。

13:20頃になって、漸く離陸滑走を開始する。離陸推力は低めに設定されており、ゆっくりと加速して上昇する。上昇してまもなく、雲の中に入る。エンルートはスムーズだったが、飲み物サービスが終わってしばらくしてPAが入り、あと5分ぐらいで降下を開始し、前線の影響で強く揺れること、羽田空港が混雑しており、順調に行っても着陸が14:04ぐらいになるが遅れる見込みであることがアナウンスされる。

その後、しばらくしてシートベルトサイン点灯。もっとも、たいした揺れはなく前線を通過、雲中であるが再びシートベルト着用サインが消える。そのまま雲中飛行を続け、3チャイム。ほとんど揺れることなく降下を継続する。ずっと雲中飛行を続け、突然東京湾のコンビナートが見えてくる。このアプローチはVOR/DME RWY22か。TDSが見え、続いてTDLが見えてくる。さらに降下を続け、ギアダウン。前方にRWY 22が見えてくる。すこしずれており、修正しながら中心へ持っていく。接地帯の中央より少し内側で接地、すぐにリバースが立ち上がる。B5誘導路から脱出、第2ターミナルへ向かう。フローコントロールが上手く行ったのか、定刻より少し遅れて14:11にスポットイン。