品川→東京国際展示場→品川

朝、6時半に起床する。準備を進めるが、相方の体調が悪く、急遽別の部屋に宿泊している友人を携帯で呼び出す。ピンチヒッターのお願いに快く応じていただき、7:45にロビー集合とする。7:43ぐらいに降りると、既に青物横丁に宿泊していた友人がいた。7:45になってタクシー乗り場付近を見ると、友人が立っていた。早速出発することにする。

前の組も同業者のようだが、タクシーに乗る順番を譲り合っていたりしてなかなかはけない。「早くしてください、急いでるんです!」と思わず言ってしまう。なにせ、遅刻すれば即ペナルティーのイベントである。やってきたタクシーに乗り込み、東京ビッグサイトまで、という。「どの経路で行きますか?」と聞かれたので「札の辻を越えてからUターンしてもらえれば」と言うと、「そのルートで行きますか、狭いガードを潜る経路でも」と言う。あ、その経路知ってるんだということで「そちらでお願いします、それが最短距離だと思うので」と言う。

タクシーがホテルを出発する。周りは見慣れた年末の東京の風景。泉岳寺でUターンし、狭いガードを進みながら、「この路面補修とかは全部人力施工かね?」「1.5mしかなければ機力は入られんやろ」「うーん、全部人肩運搬か..」と会話を交わしたりする。レインボーブリッジを駆け上がり、ループを周る時、いつも湾岸地帯の変貌ぶりに目が行く。私が天王洲で働いていた頃、工場や倉庫だったところが次々とタワーマンションに変わっている。そのダイナミズムにはただただ驚くばかりだ。

国際展示場近くの信号で止まったときに、タクシー運転手に場所を説明する。今回は東なので、東の臨時タクシー降車場に行く。昨日聞いた話ではさほど混乱していないようだったが、果たして。右折・Uターン待ちの列の後ろに続く。昨年末はここで3回ぐらい足止めをくらったが、今回は信号待ち1回で右折できた。タクシー自粛の案内が効を奏しているのか。タクシーはスムーズに降車場に入る。清算している間に、友人たちが荷物を降ろしてくれている。

14回目の参加、今回は久々に東だ。何度来ても、緊張感で身が引き締まる。既に東は人がいっぱいである。スペースに到着すると、顔なじみの人ばかり。お隣さんに挨拶して準備を始める。友人の一人には机の上の片付けを、もう一人には宅配便の受け取りを依頼して、私は見本誌提出の準備をする。

近くにサークル担当のスタッフがいたので、見本誌を提出して受付を済ませる。宅配便を取りに行った友人が戻ってきたところで、中身を空けてテーブルクロスを引く。その後の準備を依頼して、USBメモリを持ってビジネスセンターへ。これまでは西館だったのでビジネスセンターが近かったが、今回は東なのでやや遠い。ゴキブリホイホイを抜けてビジネスセンターへ行くと、セルフコピーなどに長い列ができている。出力の受付をすると、1人待ちとか。しばらく待って、PPTを出力しようとするが....PPT2007なので操作がさっぱりわからない。このユーザーインタフェースは最悪である。おかげでミスプリを2枚してしまい、350円を支払う羽目に。

スペースへ戻ると、なじみのお隣さんが来ていた。簡単に挨拶。私はディスプレイの修正を進める。9:20頃になって、友人の一人が西館へ旅立って行った。昨年の2日目の大混雑が繰り返されれば、友人は東へ戻ってこれないだろう。大丈夫かな、と心配になる。9:55になって、もう一人の友人が東館内へ。

10:00になって開場。ちょうど、スペースの後ろが東23ホールの入場場所なので、男波が押し寄せてくる。デジカメで撮影していたが、5分を超えても止まる気配がない。7分ぐらいで初めてのお客様がお見えになったので、撮影を止めて対応。結局、男波は9分続いた。お隣さんは買い物に。その間、私が売り子を引き受けることになった。

午前中は暇なはずだったのだが、次から次へとお客さんがやってくる。対応にてんてこ舞いになり、飲み物を飲むどころか座る暇もなくなってきた。