自宅→会社→福井

雷鳥13号は、結局3分遅れで発車する。これはどんどん増延しそうなパターンではないか、と不安になってくる。京都行きはるか、回送に続いての続行で、摂津富田あたりから牛の歩みになる。高槻で先行の回送を追い抜いてようやく速度が回復するが、山崎あたりで急減速する。スパーンといういい音も聞こえて、暗雲たる気分になる。内側線の普通は急減速したのち、山崎駅に徐行で進入する。下り内側線の列車が出発していくのが見えたので、防護無線などではなく踏切直前横断か何かだろうと思う。

長々と停車して、やっと運転再開する。おそらく出発信号機を越えて停車してしまったのだろうが、進路鎖錠がかかっているのでそのまま出発しても何の問題も無い。なんでもかんでも指令のお伺いを立てるようになっているおかげで、どんどんダイヤは乱れていく。京都は13分の遅れ。このパターンは、堅田近江舞子でケツ舐めになるんじゃないかと思う。敦賀での乗り継ぎが不安になる。案の定、堅田を過ぎてしばらくして、速度が下がる。湖西線は高速運転に備えて退避設備が十分に設置されているのだが、この堅田近江舞子間だけは足らず、ちょっと北陸特急が遅れて入ってくるとすぐにケツ舐めになる。近江舞子を出た時点で....ざっと目測で15分遅れぐらいか。


永原付近でトイレに立った時、通りがかった車掌に聞いてみる。「敦賀での普通への接続はどうですか?この列車15分ぐらい遅れているようですが、8分しかないので」と聞くが、「確認してみます」とのこと。頼りなさそうな感じなので、席に戻ってじっと時刻表を眺める。敦賀場面で15分遅れだと、普通は7分遅らせないと接続が取れない。コイツを遅らせると、後ろからしらさぎとサンダーバードが追い上げてきているので退避をどこでやるのかが問題になってくる。敦賀の発車待ちは3分程度が限界だろう。おそらく、敦賀は定刻で出して今庄で退避させるのではないか。そうすると、鯖江でのサンダーバード退避の停車時間でかなり回復できる。

新疋田を通過するも、案内放送等はなし。敦賀到着時の放送も、「普通列車福井行きは、5番乗り場かです」との放送。発車時間も何も言わないので、接続しているのかどうかわからない。一応、下車準備をしてホームを観察するが....やっぱり待っていなかった。このまま武生か鯖江まで乗ることにする。敦賀16分遅れで発車して、北陸トンネルに入る。今庄通過前から車窓に目をこらしていると...今庄の中線に521系が停車しているのが見えた。