糸魚川→越後湯沢→池袋(320.3km)

はくたか13号にはぎりぎり間に合わなかったので、はくたか15号に乗ることにする。ヒスイ会館内の喫茶店で下請けさんとアイスコーヒーを飲みながら情報交換。駄目もとでノートPCを取り出してみると、FREE-SPOTに接続することができた。東京地方の天気などを見てみたりするなど。

下請けさん2人と一緒にはくたか15号に乗る。定刻に糸魚川を発車する。禁煙指定席は満席、喫煙も5席しか空いていないという状況なので、自由席も混みあっている。適当に通路側に座る。直江津である程度の下車があったのを見て、窓側にさっと移る。直江津からは大量の乗車。自由席はほぼ満席になる。

ほくほく線に乗るのは久々なので、眠いのを我慢して車窓を観察する。ほくほく線で注目すべきは、強風などを除き安定輸送が開業以来継続されていることだろう。ほくほく博士というページでは、同社の鉄道運営の内情についていろいろと情報公開されている。ここまで公開している鉄道会社はほかに無いだろう。これは、北越急行開業時から在籍している大熊氏(現社長)の影響によるものだろう。同氏はJR東日本の新潟支社運輸部長や本社運輸車両部の担当部長を歴任された方であるが、鉄道ファン誌で103系の記事を執筆していたりもする。同社のWEBサイトを拝見すると、小規模な鉄道会社でいかにして要点をつかんだ運営をするかという点について、腐心されている様子が伺える。

はくたか15号は十日町にも停車し、六日町から上越線に入る。上越線の沿線もよく見ていると面白い。豪雪箇所では電柱の上に沿線電話機が設置されていたりする。輸送の難所でもあるのだが、今日は淡々と走って定刻の16:52に越後湯沢に到着する。

接続はとき336号なのだが、満席なのでその後に出発するMaxたにがわ420号に乗る。これは12両編成E1系。2階の窓側に席を確保する。耳栓をしてしばらく寝るなど。高崎からやかましい外国人3人が乗ってくる。

車内の電光掲示板では各方面の遅延状況が表示されている。京浜東北はさいたま新都心の人身事故で、常磐線は神立の落雷で、山手線は池袋〜大塚間の信号トラブルの影響で遅れていたりする。糸魚川駅にいた時に首都圏の運行状況を確認したところ、西武池袋線秋津駅で人身事故があったことが判明していた。各線ともボロボロである。売店へコーヒーを買いに行く途中、下請けさんがいたので、山手線が運休になっているのはおまいが悪い、と言って見たりする。

18:15に大宮に到着して、乗り換え口へ急ぐ。池袋までどうやって出ようか悩むが、とりあえず先発の湘南新宿ライン逗子行きに乗る。定刻の18:19に大宮を発車する。車窓を見ていると、京浜東北線南浦和以南でかなりダンゴ運転になっていた。途中からかなり強い雨が降ってくる。赤羽ではホームにかなり雨が吹き込んでいる。が、列車は順調に走って池袋到着。

池袋駅の北口を出ようとすると、かなり強い雨がふっている。傘を取り出して足早にホテルに向かおうとするものの、10mぐらい出た地点で断念して駅に戻る。糸魚川で使った100均のカッパを取り出して着用し、傘と併用でホテルへ向かう。

東横イン池袋北口IIに投宿。