芝公園→浜松町→新橋→有明

6:00に起床する。お湯を沸かしてコーヒーを入れ朝食にする。7:20にチェックアウトし、浜松町まで徒歩で向かう。芝公園から第一京浜に向かう間にも木造の民家などが一部残っており、大晦日の風景が広がっている。第一京浜に合流するが、不気味なほど車がいない。

浜松町から新橋まで山手線に乗る。山手線の日比谷口付近でもう一人のメンバーと待ち合わせ。7:55頃全員そろったので、さて改札口を出てタクシーを捕まえようかと思ったものの、年末の早朝なので周辺にタクシーがいない。仕方なしにタクシー乗り場まで向かう。運転手に「晴海通り経由で東京ビッグサイトまで」と指示する。わざわざ新橋まで出てきているのに、レインボーブリッジ経由などされたらたまらないからだ。

晦日の早朝だけあって道路はガラガラ。8:20には東京ビッグサイトに到着し、サークル入場する。もう11回目になるが、サークル入場口を通過して会場内に足を踏み入れると、新鮮な緊張感がある。すでに西館のエントランスホールは多くの人が行き交っている。自分のスペースに到着すると、メンバーの一人に宅配便の受け取りを依頼し、もう一人に机の上のパンフの整理を依頼する。その間にやってきたスタッフに参加登録カード・新刊を提出し、受付を済ませる。

ディスプレイの指示をして、不足している表紙を印刷しにビジネスセンターへ。ビジネスセンターの係員の熟練度も相当上がっており、待ち時間なくコピー機に案内された。が、印刷途中でUSBメモリをスペースに忘れてきたことに気がつく。この時点で8:40。出力は諦めて、コピーだけを持って一旦スペースに戻る。

スペースへ戻って新刊・既刊の並べ方を指示し、ノートPCで値札や看板の編集を行い、USBメモリを持って、もう一度ビジネスセンターへ。A4カラーで2枚出力する。もう時間は9:08になっている。大急ぎでスペースに戻って準備を進める。9:40頃には概ね準備が終わり、売り子の一人は東館へと移動していった。引き続き、誤植の訂正と未製本分の製本作業にとりかかる。

10:00、開場。拍手で迎える。午前中は暇なはずなのだが、10:02にいきなり1冊目が売れる。売り子が戻ってくるまでに誤植の修正作業や製本作業を終わらせなければいけないのだが、そこそこの間隔で売れるのでなかなか進まない。なかにはまとめて新刊を3冊買われる方もいる。

11:50までの時点で新刊が40部も売れてしまう。いつもは12:00をまわったあたりから売れ始めるのだが。売り子が戻ってきたので、買い物に出かける。まずは食料調達。といっても西館には1箇所しか調達箇所がない。そこで肉まんと焼きそばを買い、売り子に渡す。そのあと評論系を中心にまわる。東館に行く余裕はないし、興味もない。

売れ行きはなおもとまらず、13:30時点でいつもの部数が出る。100部持ち込んだのだが、段々と売り切れの心配が出てくる。いつだったか、13:00に持ち込んだ220冊が全て売切れてしまい、その後謝り倒した嫌な記憶がよみがえってくる。

なんとか薄氷1枚で売り切れにならず、15:00になる。撤収作業を開始する。両隣は既に帰ってしまっている。荷物を梱包し、ペリカン便へ持っていく。西の宅配便は待ち時間なしである。

15:35頃、開場を後にする。少し何か食べようということで、TFTビルへ行くが、かなり混雑している。席で寝ているやつまでいるので、諦めて都心へ出ることにする。