自宅→会社→自宅(157km)

朝、早めに起床する。加古川6:55発の新快速に乗る。なんとか座席を確保することができたので、睡眠を補給する。会社には8:15頃に到着。仕事の続きにかかる。

午後から顧客との打ち合わせ。とりあえず完成した内容で了承をもらう。今後の予定などについて打ち合わせする。

夕方、別案件の担当者があちこちのメーカに「三相で受電して単層で出力するCVCFの大きい容量のものはないのか」と聞いているので、ふと疑問に思って聞いていてみると、客先の強い要望でそういうのを探しているのだとか。ぶら下がる負荷がコンピュータなどの単相ばかりなので、スコットトランスを削減したいのだとか。

しかしちょっと考えてみると、そういう構成にしてスコットトランスを省略してしまうと、保守バイパス回路の設置が不可能になる。それどころか、UPS故障時の直送モード自体が存在できないため、UPS故障が即給電断になる。その点を担当者に指摘すると、確かに言われてみればそういうものをつけても意味がないよな、と言って客先にその旨を説明していた。

トランスが故障する可能性というのは非常に低いし、実際問題としてメンテナンスも不要である。これに対してUPSは故障する可能性が現実にあるし、バッテリ交換などの保守が必ず必要であるし、経年での保守も必要になる。そのため直送モードが備わっていたり、保守バイパスを設けたりするのである。このあたりは信頼性評価を行う以前の問題だと思うのだが。

仕事がひと段落ついたので、大阪19:30発の新快速で帰宅する。